水戸市の仙波湖で中学生二人がハクチョウとコハクチョウ計7羽を棒で殴って 殺してしまった。 二人は「楽しいから棒で殴った」とのこと。(東京新聞5日夕刊記事) 朝日のニュースは以下。 白鳥被害昨年から 千波湖7羽撲殺 子供に日に飛び込んできた少年犯罪ニュース。 容疑は動物愛護法違反。 今頃、この少年はどうしているんだろう。 当地では教育委員会を初めとする大人たちがこの事件の対応におわれて 右往左往する羽目になったようだ。 「命の大切さを教える」とのこと。 何故、ハクチョウを殺してはいけないのか? 「殺してはいけない」 こんなことは中学生になったら十分わかって当たり前のことだ。 蟻を踏み潰すのとは訳が違う。 この社会では蟻を踏み潰しても誰も問題にしないけど、白鳥を殴って殺すことは 許されないというのがルールだ。 このルールを踏み外した少年は罰を受けなくてはいけない。 そんなルールを誰が決めたって? 六法全書に書いてあるかって? 誰が決めたかとか、六法全書とかはまったく関係ない。 こういうルールのもとにこの社会は成り立っているんだ。 中学生だったら、十分体にしみ込んでいるルールだ。 あやふやなルール? どこにも明文化されてない、あやふやなルールだ。 でも、この社会で暮らすためには誰もが知っている必須なルールの一つだ。 こういったルールは幼児から子供、少年へと成長していく過程で 自然に頭に埋め込まれていくルールなんだ。 説明をうけて頭で考えて納得するような理屈(ルール)じゃないんだよ。 年寄りを大切にしろ。 弱った人には席を譲る。 こういうことは何故って聞いて納得するようなことじゃないんだよ。 納得しようがしまいが頭に叩き込むことなんだよ。 この社会では何故と問いかけて、判断しなくてはいけないことが山ほどある。 何故と問いかけることが義務でもあり権利でもあることがアチコチにある。 問の回答が納得出来るか否か考えることが大事だ。 それと同時に、理解しようがしまいが頭から叩き込むルールってもんもあるんだ。
by marifami
| 2008-05-08 00:26
| 新聞テレビ報道
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