今日は山の日。 と言いたいんだけど、山とは真逆に近い海です 『鯨の王』 最初はフムフム、フーンと読み始める 舞台は太平洋小笠原海溝そばの深海の海底カルデラ。 それとは別にs大学水産学部所属のクジラ研究家の須藤と謎の会社バイオメッド社提供の潜水艇(その名はドルフィンシャーク)のパイロット秋道ホノカの2名は須藤が名付けた新種のクジラ「ダイマッコウ」を求めて同海域を潜航する。 通常のマッコウクジラで体長18㍍、史上最長のシロナガスクジラでも30㍍のところ、「ダイマッコウ」は体長60㍍と巨大であるばかりか、水面に出ての息継ぎが不要の新種のクジラなのだ。 「ダイマッコウ」はクジラ同士でチームを組み、目標物に強力な低周波を浴びせ艦内の乗組員の体内血液を沸騰させて、乗組員を殺してしまうという恐ろしいクジラなのだ。 それまで人間には知られず、深海でひっそりと生きてきた彼らをそこまで狂暴にさせてしまった理由は? 一気読みしました。 海は広くて深い。
by marifami
| 2017-08-11 19:26
| 読書
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