今日17日、市民環境大学OB会の講習学習会で地元日野市在住の「ナチュラル研究所」の石川さんによる『福島第一原発事故における放射線量の計測と分析』を聞く。 石川さんは3.11以前の2005年から自宅2階に設置した市販の199㌦の米国製の放射線量計測器を使って24時間・放射線量を個人で観測しリアルタイムに㏋にアップしている方だ。 また、石川さんは放射線量を計測するだけでなく、風向き等の気象観測を合わせて実施している。 福島第一原発から240㌔離れた東京都下の日野の石川さんの放射線量計は福島第一原発事故での1,3号炉の水素爆発や2号炉のメルトダウンによる放射線量の急増をキッチリ捕えていた。 3.11直後、放射線量をリアルタイムでインターネットで見ることが出来るサイトはなく、石川さんの㏋は3.11以前は一日10回程度のアクセスだったが、3.11以降は急激に増え、3.15には6万回に達したそうだ。外国メディア(BBS)をして「3月16日時点で、日本で放射線量を公開しているのはあなたのところしかない」と言わしめたほどだ。 石川さん曰く ・ガイガーカウンターという簡単な計測器でも長期間定点観測し、情報処理するとかなり の情報が得られる。 ・適切な情報を生のままリアルタイムで開示することの重要性と情報の隠し、小出しはか えって不安を増大させる ・利害関係のない、第3者による観測 ・気象データと合わせた全国規模での統一した放射線量の観測網の建設の重要性 石川さんの㏋は↓ 「ナチュラル研究所 石川守」HP
by marifami
| 2014-04-18 00:05
| 東北大震災&原発災害
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