今年で放映42年になるTBS系の時代劇「水戸黄門」が、この12月で番組を終了するとのこと。 番組スタートは1969年(昭和44年)で、今年で放映42年目になる文字通りの長寿番組だ。スタートしたころはどうだかわからないが、近年は毎年9月から放映が始まり、半年放映され、放映は月曜夜8時から。 今はもうしていないが、去年、一昨年と親父のいる実家に日曜から火曜にかけて2泊3日していた。月曜夜8時からのTV「水戸黄門」はその間、毎回父と一緒に見ていた。 その前はどうだったかと言うとはっきりしていない。見たり見なかったり、あいまいな記憶しかない。 でも現在の水戸黄門の里見浩太郎は勿論、東野英治郎や佐野浅夫や石坂浩二の水戸黄門を記憶している ということは、何年も折にふれてテレビで『水戸黄門』を見ていたんだ。 『静まれ、静まれぃ! この紋所が目に入らぬか』 このセリフももうすぐ聞けなくなるのだ。 終了の理由はやはり視聴率低迷と言うところか。 個人的なことを言えば、最近はテレビ自体を見る機会が随分と少なくなってきた。 この9月から始まった『水戸黄門』は見ていない。 テレビを見るのは概ね夕飯前後の1~2時間程度で、後はほんに時間つぶしにスイッチを入れるくらい。それにしてもチャネルをアチコチ変えて、スイッチオフしてしまうことが多い。 一緒にいるかみさんも娘も同じような傾向。 以前は洋画とかNHKのドキュメント番組はよく見ていたが、最近はそれすら見ることが少なくなってきた。 我が家だけでなく、現在は「テレビが家庭の中心」だった時代は過ぎ去ったのだ。 皮肉なもんでテレビが”家庭から家族から会話を減らし、家族の絆を薄める”元凶と言われた時代から見て、ますます家庭から家族から会話が減り、家庭の絆が弱まったこの時代にテレビ中心の時代が終わろうとしている。 また、家族一緒に見るTV番組がどんどん少なくなってきた気がする。 まぁ、しいて言えば ドリフの『8時だョ!全員集合』は家族一緒で見る番組であったが、最近の番組で家族一緒に見る番組ってどれだけあるんだろうか。、 親が時には眉をひそめたり、子供と一緒に馬鹿笑いする『8時だョ!全員集合』は家族団らんの番組でしたな。 そうですね、『オレたちひょうきん族』は家族全員で見る番組じゃなかったような気がするな。あれは個人、仲間うちで笑って見る番組でしたな。 (それしても『8時だョ!全員集合』とか、『オレたちひょうきん族』とは随分と昔の番組だ) さてさて『水戸黄門』についていえば、年寄りは見ても今の子供には面白くないだろうな。でも、さして面白くもない番組をナガラしながら家族一緒に見ること自体が少なくなってきたのだ。 良し悪しは別にして『サザエさん』と『水戸黄門』はずっと続くもんだと思っていた。 一角は崩れましたな。
by marifami
| 2011-11-14 00:04
| 新聞テレビ報道
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