秋の祭りと言えばお神輿。 子供の頃(小学生の頃だな、それも高学年)、地元目黒の商店街をお神輿を担いで練り歩いたもんだ。 所謂子供神輿じゃなく、大人の神輿を担ぐんだ。 その頃は他は如何だったかしらないけど、目黒の地元あたりでは神輿と言えば小学校高学年の子供が担ぐもんだとばかり思っていた。 当時も大人が担ぐ神輿もたまに見かけたりはしていたが、それは子供心にも随分と大きくて、煌びやかな趣があった。地元商店街においてあった神輿は大きさはやや小さくて煌びやかさについていえば、簡素すぎた風な神輿だった。 以上は、ん十年前の思い出。 昨日、今日は地元目黒大鳥神社のお祭り。 表と裏があって、今年は表。 表の年には各町内のお神輿は地元を練り歩いたあとに大鳥神社に一斉に集合して、神主さんからお祓いをうけるんだ。 大鳥神社はJR目黒駅から目黒通りを下って徒歩10分程で山手通りとの交差点に面している。 大鳥神社といえば年末の「酉の市」で有名だが、この2年の一度のお神輿が集まる秋のお祭りの方が地元ではなじみがあるな。 地元目黒を離れてん十年。 何年か前、目黒の実家に立ち寄るため目黒駅に降り立ち、駅前から目黒通りを下る東急バスに乗ったはいいが、大鳥神社手前で大渋滞。バスは車に囲まれにっちもさっちもいかなくなった。 車内から外をみると、遠くにお神輿の姿。 「そうか、今日はお祭りか(知らなかった)」 表の年にはお神輿が目黒通りを練り歩き、大鳥神社に集合する。 このときばかりは車もお神輿には遠慮しながら進むしかない。 ちゃんとお巡りさんもついているし。 今年も表だ。 それにしても、随分と「行儀のよい」お神輿だ。 まぁ、仕方ないといえばしかたないけど、担ぎ手の本音を言わせてもらうと(と、思うんだけどね)、この日は道路一杯にジグザグにお神輿を進めたいだろうな。 (「クルマ?、そんなのこの日は関係ないの!」ってな感じで) これは大鳥神社に集合したあとお祓いを済ませ、地元町内に戻る途中のお神輿。 それにしても暑い秋だ。
by marifami
| 2010-09-12 23:43
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