今日2日 鳩山首相が突然の首相辞任表明。 ここ2,3日の鳩山さんの言動をみると、辞任はやっぱりというところか。 沖縄普天間米軍基地移設先について「国外」乃至は「沖縄以外の国内」で5月末までに決着すると「公約」しておきながら決めたのは先の政権与党の自民党と同じ沖縄の辺野古じゃ、沖縄県民は納得しない。 また決定までのプロセスは、どう贔屓目にみても「泥縄」的で、強い意思とリーダーシップに欠け、また国民への説明が決定的に不足している。 これは総理としては重大な「失政」だ。 沖縄本島の20%が米軍占有地、日本国内にある米軍施設の75%近くが沖縄に集中し、特に普天間米軍航空基地は「世界一危険な基地」とアメリカに言わしめている現状。 沖縄県民にしてみれば冗談じゃないよ。 周辺住民は「世界一危険な基地」と文字通り隣り合わせに暮らす「世界一危険な街」ってことじゃないか。 もし「日本の安全と平和」が日米安保条約によって成り立っているのであれば、その対価を沖縄だけに過重に強いるのは、考え直す時期に来ている。 鳩山さんに代わる次の総理は普天間基地移転のマスタープランを出すべきだ。 今、県外への基地移転が出来ないとしたら、いつ出来るのか。 そのために国民にどんな負担を強いるのか。 米軍基地が何故必要か。それに伴う義務をどう国民に強いるのか。 沖縄県民の負担をどう分散させるのか。 その他の選択肢はないのか。 さぁさぁ、次期総理はやることが一杯あるよ。
by marifami
| 2010-06-02 23:56
| 新聞テレビ報道
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