今更言うまでもないけど、 去年の紅白でテノール歌手の秋川雅史さんが歌って大ブレークし、今年最も売れた曲だ。 単なる一時的なヒット曲というレベルから、長く歌い継がれる曲になった。 去年の暮れ頃 たまたまチャネルを合わしたNHK番組のこと。 アイルランドの片田舎シーンのなかで 「私のお墓で泣かないで下さい、私は千の風になって・・・」の朗読が始まった。 アイルランドの空と大地を映し出しながら流れた一遍の詩。 食い入るように番組を見てしまった。 番組が終わってからも「千の風」のフレーズが耳から離れなかった。 番組終了後 ネットで早速CDを購入。 「I am a thousand winds」(スーザン オズボーン)。 (ちなみにこのCDにはいっているスーザンさんの 「知床旅情」「浜辺の歌」も素晴らしい) 詩自体の美しさもさることながら、この言葉に驚いた。 千の風。 風をあらわす言葉はたくさんあるけど、 a thousand winds ・・・・千の風。 こんな表現を考えたことがなかった。 そして紅白で秋川雅史さんのこの歌を聴いた。 素晴らしい歌声。 新井満さんの訳詩作曲が素晴らしい。 一方では国民的晴れの舞台でギンギラに着飾った歌手達に囲まれて 歌うにはシチェエーションとしては似つかわしくないと思ったりもした。 けど、歌う場所が違うんじゃない?なんて言うけち臭いことは 言いっこなしにしよう。 いい歌であることには間違いない。 今更という気もするけど、お気に入りにある「千の風」URL。 「千の風になって」(新井満さんの詩) 「千の風になって」の詩の原作者について あれから1年たったんだ。
by marifami
| 2007-12-29 00:37
| 映像・歌
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