今日10月16日(日)はJAXA(宇宙航空開発研究機構)の調布航空宇宙センターの一版公開の日だ。 JAXAのHPに一般公開の案内が出ていたので、行ってきた。 自宅からチャリンコで多摩川土手を聖蹟桜ヶ丘、府中と過ぎ、京王相模原線の京王多摩川駅のところで多摩川土手を離れ、京王線調布駅経由で甲州街道を横断し、電通大横を北上し深大寺脇を通り過ぎて、目指す調布航空宇宙センターに到着。行程はざっと16,7キロぐらいか。 天気よし、絶好のサイクリング日和。ではあるが、今日は季節外れの気温30度c近くの暑さのせいか、背中は汗びっしょり。10月の汗もよし。 調布の北、三鷹にJAXAの施設があることは知っていたが、ここを訪問するのは初めて。 構内は随分と広そうだ。 (思っていた以上に広い!) この広い施設のなかで、今日はいくつかの施設を一般に開放し、各公開施設内には関係者の方が待機しており、設備・施設の説明をしてくれる。 飛行機やメカ、ロケットの好きな人には絶好の機会だ。 今日は無料一般公開と言うことで、随分と人が来ている。 若者だけでなく、子供連れの家族も多く、なかなかの賑わいである。 あちこちに子供・児童コーナーが用意されていて、そこにはたくさんの子供で賑わっていた。 (これも予想以上だ) JAXAの施設の中で調布航空宇宙センターは航空機関連の研究が中心。 広い構内に点在する施設は各種の風洞施設や航空機エンジン関係のものが多い。 こちらは低速風洞の中の様子。 JAXAで一番大きな風洞で、ここでは航空機の離陸や着陸時の性能を模擬する。 内径は6.5m×5.5m。でかいです。 この画像前方奥から猛烈な風がふきだしてきて、風洞内の模型の飛行機にぶち当たるんだ。 この中では風速何メートルまで出るんだろう?おっとと風速何百キロメートルです。 これとは別に遷音速を出す風洞や超音速、マッハ5以上の極超音速を出す風洞も見学出来た。 宇宙コーナーも多少はあって、月着陸探査試験コーナーには月着陸ロボット(ローバ)があり、その他には宇宙デブリの研究コーナー、宇宙輸送機(有人ロケット?)コーナーなどがあった。 これはHOPE-X(日本版スペースシャトル)の実物大構造物。 (但し日本版スペースシャトル計画は途中で中止になった) スペースシャトルもこんな感じなんだろうか。 中も覗いたが、内部は奥行きもあり結構と広かった。 今日ここを訪れた沢山の子供の中から、将来ここで研究をする人が何人かは出てくるんだろうな。 なをJAXAの規模を予算・人員でみてみると、2010年度の予算は2200億円、人員は1571人。年々減少傾向にある。ちなみにNASAの2009年度の宇宙開発予算総額は約4.6兆円、欧州宇宙機関 (ESA) は約5,018億円でJAXAの予算規模はNASAの1/20、欧州の1/2弱である。 (この予算・人員についてはウィキペディアの「宇宙航空研究開発機構」から引用) この会場とは別に第2会場が調布飛行場傍にあって、シャトルバスも(チャリンコで20分ぐらいかな)出ていたが、そこにはパス。 その代わりというのも変ではあるが、帰りは調布飛行場傍の国立天文台三鷹経由で帰宅。三鷹の国立天文台構内は武蔵野の面影が残す雑木林が広がっている。以前にもここには来たことがあるが、「見学MAP」をもらえて自由に構内には入れるのだ。
by marifami
| 2011-10-16 22:01
| 惑星 宇宙
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