11日の参議院選挙で与党民主党は54(改選議席数)→44(獲得議席数)へ惨敗。 自民党は改選議席数38から13議席増加し51議席獲得。みんなの党は10議席獲得。この結果民主党は衆議院では単独過半数であるが、参議院では野党が過半数を占め、ねじれ国会になった。 今日14日の読売新聞朝刊によると選挙直後(12~13日)に実施した世論調査は「菅内閣の支持率は38%となり、前回調査の45%から急落」し「不支持が逆転52%」、また「与党過半数割れ『よかった』が54%」とのこと。 菅首相の突然の消費増税発言自体がこのような結果を招いたのか、あるいは消費増税自体は「考える余地はある」としても場当たり的発言がこの結果を招いたのか、はたまた別の理由なのかどうかはわからないが、いずれにしろ国民の審判結果は菅政権に対して「退場!」ってとこだ。 ところで政権発足間もない菅政権は何もしていないよ。 ピッチャーマウンドにあがっただけでろくに投球もしていないうちから「退場」というのもどうかも思うよ。しばし菅政権のやること、為すことを見守りその結果を評価すべきだと思う。 今の日本は、いろいろな意味で将来が見えにくい閉塞感のある社会になってしまったような気がする。経済も財政も福祉も老後もわれわれの生活自体も、この社会自体がじわじわ締め上げられるような息苦しさが漂っている。 その結果かどうかは別として、刹那的判断・行動とまっとうな判断・行動の区別がつき難くなり勝ちな状態が拡がっている。 鳩山内閣のときの「子供手当て」的施策じゃ、この状態は解消できない。 ただの「一声」ですべてがハッピーになるなんていうことはあり得ない。 「現実と未来」、どう折り合いをつけ、どういう道筋をつけるのか。 今の民主党の菅さんで果して可能だろうかという気がしないでもない。 はたまた自民党の谷垣さんなら出来るだろうか。 この際、蓮舫さんと小泉ジュニアの一騎打ちで日本の未来を託そうか。 日本の将来を救うのは経験に基づいた実行力じゃなく、若さ故の実行力かもしれない気がしてきたよ。
by marifami
| 2010-07-14 14:52
| 新聞テレビ報道
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