小春日和の穏やかな大気に誘われ、多摩川土手沿いをチャリで東京富士美術館(八王子)へ。自宅から12キロ。 伊藤若冲の象の絵が以前から気になっているんです。 企画展は美術館所蔵の『永遠の日本美術の名宝』。 コロナ過の今、都心の人の集まる場所にはまだ行けません。 ここは、人手も少なく、のんびりゆっくりできました。 うれしいことにここは撮影OKでした。 #
by marifami
| 2020-11-14 22:30
| 映像・歌
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by marifami
| 2020-11-14 17:33
| 多摩川
もうすぐ秋も終わり。 「三体問題」 3つの天体が互いに万有引力を及ぼし合いながら行う運動を解く天体力学の問題。二体問題は一般的に解けるが,三体問題は一般的には解けないことが H.ポアンカレ等により証明されている。 <コトバンク>より引用。 中国人作家の世界的評価の高いSF小説『三体』を一気に読む。 人類史上はじめて地球外知性体から届いたメッセージはこうだ。 「応答するな!」 メッセージの発生源は太陽に最も近い(4光年ほど)恒星、三重星系ケンタウルス座アルファ星系。 アルファ星系の惑星住人にとって、三つの太陽がいつ上り、いつ沈むかは予測不可能だ。 小説を読み始めてから、浮かんでくるイメージはクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』。 ♪現実なのか幻か 地滑りのような 現実からは逃げられない 目を開けて 仰いだ空を見ろ 情けない俺に同情はいらない その日暮らしで生きてるんだから 多少の良しあしなんて 俺にとっちゃ、どうでもいい事だ♪ 映像↓ 三体世界とのファーストコンタクトに成功した中国人科学者は、三体世界にメッセージを発信する。 「来て! 私たちの文明は、もう自分で自分の問題を解決できない、だからあなたたちの力が必要なの」 そしてほどなく三体世界からのメッセージを受け取る。 「三体世界の艦隊は、今出発し、450年後太陽系に到着する」 #
by marifami
| 2020-11-12 22:24
| 読書
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by marifami
| 2020-11-07 22:16
| 空 雲
今日2020年11月7日 府中で見てきた。 岩手県在住で当時63歳の主婦の芥川賞受賞作の映画化。 田中裕子演じる、74歳一人暮らしの桃子さんの日常生活とは、こんなもの。 毎朝、目玉焼きを作り、トーストにマーガリンを塗り、お茶をすする朝食からスタートする。そして医者通いと図書館通いの生活を繰り返し、趣味サークル加入の誘いを断り続け、趣味らしきものは恐竜時代の世界を思い描くぐらい 「主人に先立たれ、独立した子供とも疎遠になり、 秋がこんなに寂しいものとは思わなかった」 なんてつぶやいたり。 命を与かり、大勢の人に囲まれて育ち、成長し、そして二人が出会い、家族ができる。 やがて両親は去り、子供も巣立ち、配偶者もいなくなり、一人老いを生きていく。 「でもね、一番良かったと思うのは結婚したことでも、子供ができたことでもなく、一人ぼっちの今かも。何もかも自由だもの」 それにしても、劇中ハラハラドキドキも、クライマックスも切なさも、なにもないないの映画です。 平日昼過ぎの館内観客は10人いるかどうかの入り。 予告編↓ こちらは去年1月の『おらおらでひとりいぐも』の我が読書ブログ↓ #
by marifami
| 2020-11-06 20:38
| 映像・歌
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